NEWCOMERS
|
|||
Devember, 2005
|
|||
Home-bound(2005)
水岡 のぶゆき |
||||||
1. Night walkin' New York
2.恋千夜 3.One day bossa nova 4.パリの街角で 5.Tango facinacion 6.Bonita 7.Home-bound |
||||||
ピアニスト水岡のぶゆき(敬称略)と偶然に出会って初のソロアルバム“Tomorrow”を購入して3ヶ月、ついに二枚目のソロアルバム“Home-boud”が発売された。 このアルバムでは、私がクラブイクスピアリでのライブで体験した彼の多面的な音楽性が、まさに表現されている。 「絵のような音楽」、これは猫ママの水岡評である。水岡は、ジャズやタンゴやボサノヴァを絵筆に、水岡の音楽的絵画をみごとに描き出している。 最初のソロアルバムで水岡をはじめて知った私のような者とっては、タイトル曲“Home-bound”が一番「水岡さんらしい」ということになる。しかし、このアルバムのどの曲も「水岡さんらしい」とも言うことができる。つまり、さまざまな「想い」が「絵のように」描かれている。 水岡は、徐々にその活動範囲を広げている。当然、水岡の音楽に触れる人々が増えることになる。これは、素敵なことだ。逆に、水岡の音楽に触れないのは、とてももったいない。私のこの拙い紹介文に少しでも興味をもたれた方がいたら、是非とも彼の音楽に耳を傾けて欲しい。 最後に以前に記したことのある予言を再び。 |
||||||
Love Letters(2005)
Kei Kobayashi |
||||||
1 Lullaby Of Birdland
2 Love Letters 3 Sunday 4 Georgia On My Mind 5 L-O-V-E 6 I'm In The Mood For Love 7 Cheek To Cheek 8 I'll Remember April 9 They Say It's Wonderful 10 Nice Work If You Can Get It 11 When I Fall In Love 12 East Of The Sun (West Of The Moon) |
||||||
今年私が入手した小林桂の二枚目のアルバムである。若きジャズヴォーカリストもデビューして10年をこえて、かなり「こなれてきた」印象だ。小林自身が書いているライナーノーツにあるように、きわめて「シンプル」で「オーソドックス」である。
タイトル曲“Love Letters”は、珍しくもヴァースからはじまっている。はじめて聴いた。 ジャズアレンジの“Georgia On My Mind”は、かなりいい。小林の歌を聴いて、レイ・チャールズからこの曲を切り離すことがきたように思う。 収録曲はどれも有名だし、小林らしく素敵に歌えているので、コメントが思いつかない。ただし、単なる好みの問題だが、最後の曲“East Of The Sun (West Of The Moon)”は、ダイナ・ショアが歌っている方が好きだ。 |
||||||
copyright(c) 2004 ABE fumihiko All Rights Reserved