Old Single Records
Part 5

Procol Harum(1968/1972)
A : A Whiter Shade of Pale
B : Lime Street Blues
 あまりにも有名すぎる。発売年が二つあるのは、我が家にはこのシングル・レコードが二枚あるからである。中身は変わらない。今回はジャケットがきれいな相方の方のをスキャンした。
 音楽好きなら“We skipped the light fandango, turned cartweels 'cross the flower……”と一度は口ずさんだことがあるはずだな、きっと。
 B面は、何か中途半端はロックで、私からすればいただけない。
 「青い影」については知らぬものがないほどの名曲なので、特に書くこともないので(?)、今回は邦題に「影」がつくものを並べてみた。
Carpenters(1970)
A : Close To You(They long to be)
B : I Kept On loving You
 カーペンターズは世代を超えて「聴き継がれている」ので、音楽にからむ「世代問題」は起こらない。つまり、ジェネレーション・ギャップを感じないですむ。今時の中学生や高校生でも知っている子はいる。
 カーペンターズを聴きはじめたのは、中学時代である。つまり、コンテンポラリィ・ミュージックとして聴いていたわけだ。一番好きなのは“Goodbye To Love”である。一般的に好まれているものとは少しちがうかもしれない。ギターの部分は今でも口ずさめるほど聴いていた。
 一番思い出深いのは、“Bless The Beasts and Children”である。高校一年生のとき、初めてのデートでみにいった同名映画(「動物と子供たちの詩」)の主題歌である。この後の長くつらい「恋愛修行」の第一歩が、この歌とともに踏み出されたわけだ。そのことにまだ気づいていない「ウブ」な私だった……。
 B面は、お兄ちゃんのリチャードが歌っている。レコードでもCDでもベスト版をもっているのだが、少なくとも我が家にあるベスト版には、この曲は収録されていない。やっぱり、カレンあってのカーペンターズということなのだろう。
Judy Collins(1968)
A : Both Sides Now
B : Michael From Mountains
 アメリカ映画「青春の光と影」(Changes : 1968)の映画のサントラ盤である。“Both Sides Now”はまさにジュディ・コリンズのためにかかれた名曲である(したがって、現在JTのCMで誰かがやっているが、魅力を感じない)。おそらく深夜放送世代には懐かしくてしかたがない曲だと思う。しばらくの間、「オールナイト・ニッポン」や「セイ・ヤング」や「パック・イン・ミュージック」のどこかで、かならずかかっていた。B面の“Michael From Mountain”も名曲といってもいいが、素人が歌うにはかなりむずかしい。
 A面もB面もジョニー・ミッチェルの作品である。私にとってジョニー・ミッチェルと言えばこの“Both Sides Now”をのぞくと、“Woodstock”がいの一番に思い浮かぶ。


 これ(←)がかの映画「ウッドストック」のパンフレットである。何たってLove & Peace の時代だから(?)、思春期の私にはかなり刺激的だった。親の目に触れないようにしていた。

映画パンフの中身。判読不可能と思われるが、右ページの左が“Woodstock”右が“Suite Judy Blue Eyes”の歌詞である。
「ウッドストック」の解説には、「『青春の光と影』などで有名なカナダのフォーク・シンガー&ソングライターのジョニー・ミッチェルがC.S.N&Yのために作った美しいウッドストック賛歌」とある

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