Old Single Records
Part 8

梅雨が終わってしまったが、「雨」特集2回目


The Cascades(1963)
A : Rhythm of The Rain
B : The Last Leaf
 雷と雨音からはじまる超有名曲だ。
 雨音を聞きながら、「俺ってバカだったなー」と歌う失恋の歌である。私は失恋のベテランなので、“Rain, won't you please tell her that I love her so”とか“My heart's somewhere far away”とか“I can't love another one”というのは、よーくわかる。こういう思いになるくらいちゃんと失恋しないと成長しない。
 B面は「最後の一葉」。「悲しき北風」という邦題がつけられている。たしかに風の音ではじまっている。しかも、“Will my last hope fall with that lonely leaf”だから、そりゃ悲しい。もう彼女は帰ってこない。
Cat Stevens(1972)
A : Morning Has Broken
B : Sad Lisa
 キャット・スティーヴンスといば、この曲だろう。いや、私はこの曲しか知らない。
 名曲だし昔の「ギター小僧」は(私も含め)みんな歌っていた。今回歌詞をちゃんと読んでみて、とてもさわやかで前向きな歌であることを再認識した。しかも、そのさわやかさや前向きさには宗教的な色彩がある。“God's recreation of the new day”というのは、単なる比喩的表現ではないし、“God”も「神さ〜ま、お願〜い〜だ〜」という歌詞の「神」とも全然違う。彼の“God”は、彼に素敵な歌詞を書かせてくれる「神」なのだろう。
 
(“Cat Stevens”と打っていて、日本名「猫ひろし」というのを思いついた。こういうくだらないことを思いつくと言わないではいられないので、書いておく。オヤジだな。)
Rumiko Koyanagi(1978)
A : Ame…
B : Yuki no Hana
 小柳るみこ……

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