Old Single Records
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Part 9
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最近よくテレビで小田和正を見る。商店街でも流れている。
Off Course(1975)
A : 眠れぬ夜 B : 昨日への手紙 |
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我が家には、オフコース(もしくはオフ・コース)のシングル・レコードが3枚ある。3枚とも相方のものである。「さよなら」は私ももっているので、2枚ある。 アルバムでは、1973年のデビュー・アルバム「僕の贈りもの」のテープ・ヴァージョンがある。これについては、いずれ相方が何か書くことになるだろう。 レコードを見てみると、いずれも、A面の作詞・作曲が小田和正で、B面が鈴木康博になっている。役割分担といったところなのだろうか。 A面の3曲は、同じ世代のオジサン、オバサンのみならず、多くの人々が口ずさめる名曲である。小田和正はいい曲を書いてきたし、今も書いている。 とはいえ、小田和正が描き出す空間にどっぷりと入り込めるかというと、なかなか難しい。私たちのあいだでは、タモリのオフコース嫌いは有名だった。タモリのミュージカル嫌いと通じるところがあるのだろう。そもそも、タモリが小田的空間にはまり込むなんて考えられない。それと同じような感性が私にもあるらしい。 もちろん、きらいなわけでもいやなわけでもなく、聞こえてくれば、口ずさんでしまうのだが…… ←3枚のレコードの中で唯一楽譜がのっている。 |
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Off Course(1979)
A : 愛を止めないで B : 美しい思い出に |
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オフィシャルHPを覗いたら、今年の第二回「オフコース・ベスト・ナンバー投票」の中間発表で一位になっていた。 「『眠れぬ夜』はいらない もういらない」という歌詞が含まれている。小田ファンあるいはオフコース・ファンならここで某かの蘊蓄を語るのだろうが、私はよく知らない。 小田的空間にどっぷり入り込めないのは、もちろんその歌詞のためである。とはいっても、たとえば、スターシップの1987年の大ヒット曲「愛はとまらない“Nothing's Gonna Stop Us Now”」なんか大好きで、どっぷりひたれる。歌詞が英語だからだろう。 |
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Off Course(1979)
A : さよなら B : 汐風のなかで |
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私が唯一持っているオフコースのシングル・レコード。新宿のパブで歌うためだった。 1980年前後は男女関係で生涯最大の修羅場をむかえている時期だった。そのため、「さよなら」を歌うことに何の違和感もなかったし、めちゃくちゃ感情移入できてしまった。「もう終わり〜だね━ き〜みが小さく見える」 状況が状況なら、私も小田的空間の中にどっぷり入り込める証なのだろう。 |
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