3rd Exhibition
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今回はウィリー・ネルソン2本です(File6 参照)
Always On My Mind(1982)
Willie Nelson |
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Side A
1 Do Right Woman, Do Right Man 2 Always On My Mind 3 A Whiter Shade of Pale 4 Let It Be Me 5 Staring Each Other Down Side B 1 Bridge Over Troubled Water 2 Old Ford And A Natural Stone 3 Permanently Lonely 4 Last Thing I Needed First Thing This Morning 5 The Party's Over |
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邦題は「青い影〜オールウェイズ・オン・マイ・マインド〜」となっている。収録曲を見れば、「明日に架ける橋〜オールウェイズ・オン・マイ・マインド〜」でもよさそうなものだが、これは日本版の制作者の好みの問題だろう。 表題曲“Always On My Mind”は、もともとエルヴィスの73年のシングル「セパレイト・ウェイズ」のB面に収録されていたものらしい。この曲は82年度のグラミー賞最優秀歌曲賞を受賞し、ウィリー・ネルソンはこの曲で最優秀カントリー男性歌手賞に輝いた。 9年も前に発表された曲が最優秀歌曲賞を受賞するというのは、おもしろい。発表当時B面だったからなのか、エルヴィスでは曲のよさが伝わらなかったのか、よくわからない。でも、歌いつがわれることで輝きを増したことは確かなのだろう。 |
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Without A Song(1983)
Willie Nelson |
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Side A
1 Without A Song 2 Once In A While 3 Autumn Leaves 4 I Can't Begin To Tell You 5 Harbor Lights Side B 1 Golden Earrings 2 You'll Never Know 3 To Each His Own 4 As Time Goes By 5 A Dreamer's Holiday |
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邦題は「枯葉〜ハーバー・ライト〜」となっている。“Without A Song”というアルバム・タイトルがまったく生かされていない。たしかに“Autumn Leaves”は誰でも知っている曲だし、ウィリー・ネルソンの歌もすばらしい。しかし、ここまで本来のタイトルを無視していいものか、とも思う。 とはいえ、このアルバムに収録されている歌はどれも素敵だ。“Without A Song”や“Once In A While”や“I Can't Begin To Tell You”は、このアルバムで知った素敵なスタンダードである。 ちょっと気になっていることがある。ウィリー・ネルソンは“As Time Goes By”をデュエットで歌っているのだが、そのデュエット相手がフリオ・イグレシアスの声に聞こえて仕方がない。ライナー・ノーツには何も書かれていないので、断言できない。でも、彼の声や歌い方だと思うのだが…… |
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