NEWCOMERS
May, 2005

Live Johnny Winter And(発売年不明)
1 Good Morning Little School Girl
2 It's My Own Fault
3 Jumpin' Jack Flash
4 Rock And Roll Medley :
Great Balls Of Fire
Long Tall Sally
Whole LottA Shakin' Goin' On
5 Mean Town Blues
6 Johnny B. Goode
 ジョニー・ウィンターのこのライヴについてはすでに触れたことがある(File 11)。
 今年の春休み、某大学の大学院で「タンパク質」関係の研究をしている甥が、我が家のアナログ・レコードを物色しようと遊びに来た。ケティル・ビヨルンスタとデヴィッド・ダーリングのデュオ“The River”と“Epigraphs”を貸してくれた「あいつ」である(File 7)。
 アナログのレコードの“Johnny Winter And”をかけながら「これがロックだ」と老人の繰り言のように話していたら、えらく気に入ったらしく、さっそくCDを探し出してきた。それがこれである。
 ジャケットも曲順もアナログ版とまったく同じである。ジョニー・ウィンターの演奏に「ロック魂」を感じ取ってくれる「若者」がいてうれしい。まあ、そもそも彼は、椎名林檎もビル・エヴァンスも分け隔てなく聴く人間ではあったのだが……
 近々、「ボサノヴァ」関係のアナログ・レコードを物色しに来るらしいので、また音楽話に花を咲かせることにしよう。
 ちなみに、彼の父、つまり私の兄は、最近よく「なぎら健壱」を聴いているようなのだが、「家族の理解が得られない」らしい。先日車の中で聴かせてもらったが、相変わらずの「脱力系」でおもしろかった。我が家にも「所ジョージ」という強力な「脱力系」CDがあるのだから、やはり「血を分けた兄弟」だな。  
SENTIMENALovers(2004)
Ken Hirai
1 Omoiga Kasanaru Sono Maeni
2 Jealousy
3 Iwanai Kankei
4 Kimi ga Boku ni Hyouisita !!
5 Hitomi wo Tojite
6 Seishun Days
7 Style
8 Signal
9 Kagiana
10 Nostalgia
11 Kimi wa Tomodachi
12 Sentimental
 とうとう我が家に来てしまった「平井堅」。
 長い間、「平井堅」が我が家の一員になれなかったのは、耳に付く「息継ぎ」のためだ。これは「平山綾香」も同じである。大量の空気を必要とする歌い方だから、たくさん息を吸わなければならないのはわかる。しかし、それをマイクで拾わせることが理解できない。オペラ歌手の息継ぎで「耳につく」ことはないのだから、やはりどこかおかしいのである。
 それ以外の点ではことさら文句はないし、良い歌を歌いつづけている。私も相方も、歌の良さにまけて、Newcomerとして受け入れることとなった。
 ところで、先日「平井堅宅」に空き巣が入ったという報道があった。5万だか7万だかのノートPCを盗まれたらしい。「東京スポーツ」はPCのデータをめぐって「東スポらしい」記事を書いていた。
 実は我が家にも空き巣が入ったことがある。大胆にも朝、泥棒は風呂場から侵入したらしい。しかし、コタツから飛び出したニャンコたちにびっくりしたのか、コタツの上にあった私の財布だけを奪ってすぐに逃げたようだ。気の毒なことに数千円しか入っていなかった。
 すぐに警察に連絡し、ほどなく警官がやってきた。すぐに連絡できたのは、私たちが隣室でグースカ寝ていたからだ。警官曰く「これは『空き巣』ではなく『居空き』ですね」。これははじめて聞いた「業界用語」だ。この「居空き」という言葉を口にした警官が、少し笑っていたような気がする。
 鑑識さんが来て指紋を採取していった。その際「協力者指紋」というのをとられた。「解決したら、廃棄しますから」と鑑識さんは言う。その言葉は信じるべきなのだろう。しかし、私が公安重視の警察官僚なら、陰で「指紋データベース」に登録しておくことだろう。私が犯罪をおかして愚かにも指紋を残し、その結果すぐ捕まったとしたら、この陰の「データベース」の存在していることになるだろう。
 当の泥棒さんは、数ヶ月後横浜のあたりで
「お縄になった」らしい。

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